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ウルムチはシルクロード上の通過地点に過ぎませんでしたが、現在ではシルクロードの要所となっています。新疆ウイグル自治区の区都ウルムチは街としては新しく、地名の意味はモンゴル語で「美しい牧場」です。また、ウルムチは「海から最も遠い街」と言われています。確かに、東の黄海、西のアラビア海やバルト海、南のベンガル湾から遠く、そして、一番近い北のカラ海からも2300キロメートル以上離れています。
最近では近郊のタクラマカン砂漠の油田開発や、ソ連崩壊後、中央アジア諸国が分離独立した影響で国境貿易が盛んになり、著しく経済が発展しました。そして、1992年にはカザフスタンに繋がるシルクロード鉄道も開通し、名実ともに中国の西の玄関となりました。いわば、現代版シルクロードの要所と言えます。
新疆ウイグル自治区博物館には有名なミイラ「楼蘭の美女」が展示してあります。これは楼蘭がシルクロードのオアシス国家だった証でもあります。街のシンボル的存在の紅山は岩肌が赤褐色をしている珍しい山で、登ると市街が一望できます。ほかにも、異民族と戦うために作られた唐代のウラノール古城や、景観が美しいボゴダ峰の中腹にある湖、天地などがあります。
※この記事は、中国人ガイドさんに教わった話です。
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