<概要>
秦の始皇帝が持っていた権力の強さが垣間見られる博物館。秦始皇帝陵から東へ1.5kmの地に約6000体にもおよぶ陶俑・陶馬の縦隊が発見された後、さらに2つの傭坑が見つかったことから博物館として公開されている。なかでも始皇帝の陵墓を守るために作られたという平均身長180cmもの兵馬俑が整然と並ぶ一号坑は必見。秦代の男性の平均身長は155cm程度と言われており、当時の軍隊の強さを誇示するため、大きめに作られていたとされる。兵馬俑とは、兵士と馬を模した等身大の埴輪のような人形で、殉死者の代わりに埋葬されていた。
<施設情報>
住所:臨潼区
交通:西安市街から車で1時間
電話:029-8391-9001
営業:8:30~17:30
休日:無休
料金:90元(12月~2月は65元)
規模:2h~
<注意点>
日本語のガイドは100元(2時間程度)。少し高いが、旅行会社のツアーではなく、個人で訪れた場合は面白いのでおすすめ。ただし、施設内のお土産物売り場でしきりに購入を促すので無視する事。兵馬俑発掘者のサイン本をしきりに薦めてくるので無視する事。兵馬俑以外の周辺施設のガイドを薦めてくるが、見る価値が低いし、日本語の説明文もあるので、ガイドはお勧めできない。
施設内のお土産物売り場は高すぎるので注意。店員が日本語で薦めてくる。いずれの記事にも書くが、中国では公共施設=本物で安心というわけではない。例えば、3体セットの兵馬俑の人形は、値札500元!値切り交渉を始めると200元程度になる。さらに値切ると150元程度になる。さらには試していません。そこで買わないと言ったので。おそらく原価は10元以下でしょう。おそろしい。もし記念に欲しい場合は、博物館から出た所に売人が待っていて集まってきます。いらない!といい続けたらだんだん値段が下がっていって1体1元になります。
さらに注意する事があります。兵馬俑は4人の農民が発見者と言われていて、発見者はみんなお金持ちになったそうだ。その発見者が施設内に時々やってきてサインをしているらしい。もう歳だしあまり来ない。サイン本の価値が上がるよ。出会えた人はラッキーと言われつつ行ってみると、いるんだな。兵馬俑のガイドブックを買ったらそこにサインしてくれて握手してくれると言う。ガイドブックの値段はなんと260元!だまされないように!その人は多分偽者です。写真を撮っていいか聞いてみると、有名人だから撮ったら駄目って言ってくる。きっと沢山の人がバイトしてるんでしょうね。
<おすすめリンク>
西安の兵馬俑博物館 (別窓)
とても沢山の写真や情報などを掲載しているサイトです。このサイトを見れば兵馬俑のガイドは不要です。兵馬俑を研究している方でしょうか?連絡先がないようですので勝手にリンクしています。不都合がありましたらご連絡下さい。
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