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<古都・西安>
西安はシルクロードの東の起点として繁栄した古都で、現在は陝西省の省都。紀元前12世紀ごろに西周が都を設置。以来、秦や前漢、隋、唐をはじめ13の王朝が都を置き、1600~1700年もの長きに渡って王都として君臨してきた。紀元前3世紀、秦の始皇帝は咸陽を拠点に国づくりに邁進。その後、紀元前202年に興った前漢から長安の名が使われるようになり、栄華を極めた唐代には西方の外国人で賑わう大都市へと発展。「西方を安ずる」という意味をもつ西安の名は明代に名付けられた。
また、西安は秦の始皇帝や前漢の武帝、楊貴妃、李白など、日本人にもなじみの歴史上の人物のほか、多数の物語を輩出した街としても知られる。日本と西安との交流の歴史も古く、遣隋使や遣唐使が送られ、日本文化に大きな影響を与えた。今日の西安は世界的に有名な観光都市であり、無数の歴史遺産、西北部の雄大な自然風景、伝統的な民族風情、中国一おいしいと評判の中華料理が、外国人観光客を引きつけている。
<旅の豆知識>
総人口約700万人、市内人口約300万人
物価は中国の中でもかなり安い(タクシーの初乗り料金は6元)